和泉の国マラニック2024

 どうも皆さん、こんにちは。パル彦です。
 このブログは改源の提供でお送りします(嘘)

 いやぁ~、年末から風邪ひいてましてん。年末から48時間労働をしておりましたが、その時点から少し喉が痛い。しかし熱は出ていない。
 という訳で正月から頑張って走ったんですが、1月3日に発熱しました(苦笑)
 そこからずっと寝込んで5日に掛かり付けの医者へ。インフルではなく風邪だったのが救いですかね。薬をもらって2日間しっかり休み、そして8日からお仕事再始動でございます。やっぱり48時間労働があかんかったかな……。

 さて、風邪の話は置いといて、去年の12月29日に行ったマラニックについて語って行きたいと思います。
 ~和泉の国マラニック~
 2024年12月29日に実施。参加者はオーシャン殿と私の二名。
始まりはオーシャン殿から「29日は空いてるかな?」と連絡が来たのがきっかけ。
 空いていたので「一緒に走りましょう!」ということになり、コースをいくつか用意して当日を迎えました。
 スタートは光明池の憩いの場・スパリフレから。ゴール後に温泉で身体を癒せるのが良いですよね。
 さて、リフレを出発していつもなら滝畑か父鬼方面へ歩を進めるのですが、今回は反対方向の光明池駅へ。毎度おなじみのコースでも良いのですが、今回は少し趣向を変えて「海を見に行こう」ということになり、泉大津方面を目指します。
 まずは光明池駅へ。駅へはいつもなら光明池緑道と呼ばれるコースを通るのですが、今回は普通にリフレから市街地の歩道を走って駅へ向かいました。駅に到着したら、駅下にある公衆トイレで小休止。そして再出発。ここからは緑道を通って進みました。

 そして堺泉北環状線に出まして、そこから少し進んで和田福泉線へ。
 その道路沿いにある昔ながらの定食屋の看板を撮影。ただ一言「めし」が良いですね。
 この定食屋さん、昔からあるのですが一回も行ったことないです。地元民としてお恥ずかしい。とは言えジョギングでしかここら辺は通りませんので、見かけても通り過ぎちゃうんですよね。いつか行かねば。
 そんな飯屋や普段見過ごすような場所に注目しながら進んでいき、鶴山台に突入。
 この鶴山台地区なんですが、普段の私のジョギングコースです。住宅街なんですが、公園が数か所あって、どの公園も見所があるので、走りながら公園に立ち寄るのが楽しいんですよねぇ。そんなマイコースをいつもなら一人で走るのですが、今回はオーシャン殿と走っているというのが何だか嬉しかったです。
 色々ある公園の内のひとつ、志保池公園をご案内。ここにはその名のとおり志保池という池があるのですが、ここには一羽の白鳥が住み着いているんですよねぇ。普段のジョグでも志保池にやって来て、この白鳥の様子を見るのが楽しみなんですよね。
 志保池の白鳥さんに挨拶をした後は「信太の森ふるさと館」へ。

 ここには昭和を代表するシンガーソングライター・イルカさんがデザインしたモニュメントが置かれているんですねぇ。信太の森の伝説に纏わるモニュメントです。
 ここで一枚、オーシャン殿と記念撮影。うむ、いい感じ。

 その後はよく参拝に行く聖神社へ。こちらにはジョギングがてらに羽生善治九段の「通算タイトル100期祈願」をしによく訪問させてもらっております。今のところお願いは成就されていませんが、そもそもそういう願掛けをする場所ではありませんわね(笑)
 その後は忽ヶ池公園、陰凉寺、信太丘陵自然公園と巡って鶴山台地区を堪能しました。

 この時点では15㎞以上をオーバーしており、海へ行って戻って来るのに30㎞オーバーは確定です。いや、それ以上か? なかなかの距離になりそう……。

 鶴山台を出発し、国道26号線を通り越して池上曽根史跡へ。ここでは弥生時代を再現した建造物を見学することが出来ます。実際、この広場は弥生時代の土器やら何やらが出土されているんですよね。建造物も実際の跡地に建てられたものでして、写真の高床式倉庫なんか凄い大きさなんですよ。当時の建築技術に驚きです。
 史跡をぐるっと回った後は隣接している曽根神社へ。ここも昔からある神社で、ジョグで史跡を訪れた際には必ず立ち寄っています。

 神社を出てからは泉大津美原線を西に向かって走って行きます。そこから海へ出るのですが、南海の松ノ浜駅の近くには「おにぎり専門店ひとつぶ」なるお店を発見!
 おにぎりを購入し、補給食として食べながら進もうじゃあ~りませんかということになり入店。オーシャン殿は2種類のおにぎりを注文し、私は高菜を注文しました。
 渡されたおにぎりは海苔を自分で巻くというタイプ。松ノ浜駅に到着し、駅前の少し広い場所で食べることに。なるほど、食べる前に海苔を巻くので、パリッとした巻きたての食感が味わえるということですなぁ。どれどれ、ぱくり。
 う、美味い!!!
 いやぁ~、これは本当に予想外の美味さ。驚きでした。
 一口頬張ると、ほろりと白米の一粒一粒がほどけて口の中に広がります。圧力掛けて握ったライスボールではなく、これぞ程良い力加減で優しく握った「おにぎり」ですよ!
 加えてお米が美味い。山形県の「はえぬき」だそうですが、具の高菜の味を引き立てつつも米の味が損なわれていない。まさに白米が主役!
 米だ、米! 日本人はやはり米だ!
 そんな具合にオーシャン殿と二人で大盛り上がりでした(笑)
 でも本当に絶品のおにぎりでしたね。このコースをまたの機会に走る際には立ち寄ろうと思います。おにぎりマラニック、参加者募集!

 おにぎりを堪能した後は地元の方しか通らんぞといった雰囲気の路地を巡ったりしながら、ようやく海沿いの道・大阪臨海線へ。その道をまっすぐ進み、サイクリングロードに突入。その道を進んでいくとようやく海が眼前に広がります!

 写真は泉大津大橋上より撮影。阪九フェリー乗り場が奥に見えます。
 う~む、当たり前ですが広いですなぁ、海は。そしてこの日は風が強い為、時折身体を風に煽られてよろける始末。まぁ、それで海に転落する事は無いのですが、ちょっと怖かったですねぇ。
 この後、阪九フェリー乗り場まで向かい、小休止した後はUターン。

 それからシーパスパークという比較的新しい泉大津の名所に立ち寄りました。
 この公園の芝生が走りやすくて、サンダルのオーシャン殿も走り心地の良さにテンションが爆上がりです(笑) ちなみに当日のオーシャン殿のサンダルの厚さは2mm!!
 少し前まで1mmで走っており、その際の感想は「1mmの衝撃!」だったのですが、今回は「2mmの安寧!」と仰っておりました。まぁ、1mmは実質単なる「都こんぶ」を足裏に張り付けてるようなもんですからねぇ(笑)

 さて、今回の目的である「海を見る」を達成した今、後はゴールを目指して走るだけですが、走っている最中に意外と寺社仏閣をいくつか巡っているので、帰路も可能な限り寺社巡りを行います。
 という訳で大津神社へ。ここは「泉大津えびす」とも呼ばれているそうで、歴史も古くて風格のある神社でした。そんな神社に愛くるしい猫ちゃんがいたので思わず激写。

 そして南海本線・泉大津駅へ。ここでオーシャン殿が「寒過ぎる」と仰るのでショッピングモールへ避難。ここでホットドリンクを飲んで小休止しました。
 ここからはメインロードは走らず、路地を狙うような形で進む。
 これより前の「大津美原線」を走っていた際に昔ながらの街道の雰囲気を漂わせる路地を走っていたこともあり、そうした道を辿って行こうということになったんですねぇ。
 ちなみに泉大津には「紀州街道」があるので、そこも走りました。道はコンクリで舗装されていますが、祠があったり、昔ながらの木造建造物があったりで、やはり「街道」という名残がどこかに表れているんですよねぇ。

 そんな具合に街道や路地を味わいながら走って、和泉府中駅へ。
 私が幼い頃からある商店街・ロードインいずみに到着。この外観からでも分かるように昭和レトロの雰囲気を醸し出しております。この昭和的な風景を写真に収めようとして、やって来るカメラマンも多いとか。

 しばらく和泉府中周辺を散策した後は光明池を目指しますが、その中間地点程にある雷除けのお寺・西福寺へ。このお寺があるのは桑原町でして、ごぞんじ「くわばらくわばら」の由来となった町です。なんでも雷様が西福寺の井戸に落ちた際に、住職が井戸に蓋をして「出して欲しくば二度と近づくな」と脅したとか。それ以来、雷様は「桑原」に近づくのが嫌で「くわばらくわばら」と唱えれば逃げて行くようになったそうで。
 そんな謂れのお寺が地元にあるんですよねぇ。ちなみに雷が「落ちない」という訳で、受験や試験等にも「落ちない」ようにと願掛けに来る人が多いようです。

 西福寺を出た後は再び人気の少ない路地を選びながら進み、観音寺に到着。
 この付近に槇尾川が流れているので、遡上するような形で川を辿って進んでいました。
 寺社仏閣を巡りながらも楽しいですし、川の源流を求めて進んでいくようなマラニックもまた楽しいですね。
 そんな具合にコースを堪能しながら走っていましたが、さすがに空腹に襲われたのでコンビニを目指して走ります。もちろんコースは路地裏です(笑)

 するとこんな牛がいる場所に出くわした訳ですよ。これは驚き!!
 長いこと和泉市に住んでいますが、まさか牛舎が和泉市にあるなんて知りませんでしたよ。いやぁ~、やはり路地裏を走ってみるもんですなぁ(笑)
 そしてコンビニに到着したので、そこで肉まんを購入。風が寒かったので、暖かい食べ物が嬉しいですね。

 そして光明池の和泉市認定ランニングコースに突入。ここまで来たらもうゴールまで後少しです。いやぁ、何だか終わってしまうのが寂しいような……。

 始まりがあれば終わりが必ずやって来る訳で、長いようで短く感じる実に濃厚なマラニックもこれにて終了! リフレ前で何故か「大の字」ポーズで撮影です(笑)

 走行距離……約43km
 活動時間……7時間半ほど


 いやぁ~、実に楽しいマラニックでしたね。充実濃厚とはまさにこのこと。
 海を見ることが目的でしたが、ついでに寺社仏閣を巡ったり、旧街道を走ったり、路地裏探索をしたりと、和泉市(一部泉大津市&堺市)を大いに満喫することが出来たと思います。地元なんですが、オーシャン殿がいたからこそ気づいた地元の魅力もありましたしねぇ。これぞ「地元再発見」でした。
 マラニック、最高!!

 という訳でいかがだったでしょうか?
 年末に行われた「和泉の国マラニック」の模様をお届けしましたが、実際はこのブログでは紹介し切れていない場所もあったりします。また今回のコースを主体にしたマラニックを実施したいと思いますので、その際に未公開の場所を紹介できたらなぁ~と思います。
 そしてその時にはイベント告知も行いますので、奮ってご参加下さいませ~!
 それではまた次回!

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