いだ天に向けてのロング走と不安

 ~うまく走れない日々~
 先週日曜日、ロング走を実施。
 4月に開催される奥熊野いだ天に向けて、長い距離を走っておこうと思って実施した訳ですが、走行距離は44kmでした。
 いつものリフレからスタートし、金剛寺→滝畑ダム→岩湧寺→神納→日野→金剛寺→リフレというコースを走って来ました。神納から日野というルートは初めて辿るもので楽しかったのですが、岩湧寺辺りから疲れてきて歩きも入り、終盤はキロ8分ぐらいまでペースダウン。本番に向けて不安しか残らないロング走となりました。
 いやぁ、もう脚が前に出ないんですよねぇ。坐骨神経痛が再発したことも要因なんでしょうけど、両脚を動かす際に全く軽さを感じません。とにかく重い。そして筋肉が凝り固まっているんじゃないかというぐらい、脚の動きに滑らかさを感じません。
これが老いなのか?
 そんな状態なので、44kmを走ったものの、掛かった時間がなんと7時間!
 まぁ、休憩時間も入っているとは言え、大会だったら関門に引っ掛かるレベルです。
 という訳でこのままではDNFは必至。脚の状態を改善させないといけません!
 そこで対策を練った訳ですが、その話は最後にします。
 せっかくロング走をしたので、その際に撮影した写真を載せつつ、コースの感想を述べたいと思います。

 まずはリフレから滝畑ダムへ。快晴でしたが風が冷たく、ウインドブレーカーを羽織ってちょうど良い感じの気候でしたね。
 岩湧山を眺めながらまずは滝畑ダム湖畔レストランへ。ここ自販機で給水しました。

 自販機で購入したのはミルクコーヒーです。紅茶派でコーヒーは苦手なんですが、ミルクコーヒーは結構好きです。缶に描かれた寝そべる牛さんが実に可愛らしい。そしてその絵に癒されるのと同じように、ミルクコーヒーの甘さに体も心も癒されました。
 給水を終えてからは岩湧寺を目指します。
 
 岩湧寺へはずっと上り坂が続きます。この上りがかなり厳しい。しかし奥熊野でも激坂がランナーを歓迎してくれる訳でして、今上り坂を体験しておけば、本番の坂が結構楽に感じたりする訳です。という訳で奥熊野や村岡を前に岩湧寺の坂や千石谷林道、鍋谷峠や蔵王峠を体験するのが恒例行事となっています。

 そんな坂道を登り切ったら岩湧寺に到着。奥熊野を完走できるようにと拝み、少し休憩してから出発。ここからは激下り。
 下り切ると「岩湧の森」の入口に到着。ここで天見駅へ向かうルートと神納町に向かうルートに分かれています。いつもなら天見駅へ向かうのですが、今回は神納町へ。
 このルートを走るのは初めて。かなり前に原付バイクで走ったことはあるのですが、ランニングでは初めて。正直どんなコースだったのか記憶に残ってません。ただ三日市方面に辿り着いていた記憶があるので不安を抱くことなく進みました。
 さて、走ってみた感想としては……川沿いの田舎道を淡々と進むだけのコースでした。天見駅へのルートの方がアップダウンが多くて楽しめるかも?
 ただその長閑な雰囲気が結構、奥熊野のコースに似ていて、このルートを選んで正解だったかもしれません。
 そして唐突に現れた大きな橋と長い上り坂。まさかあのコースを辿るんじゃないだろうなと思いつつ、グーグルマップを確認すると、やはりあの坂道を辿るようです(笑)

 橋の手前まで来て撮影。写真では分かりづらいのですが、地味な上りが延々と続いているような感じです。そして実際走ってみると、本当に延々と続いていました(笑)
 いや、本当に長い上りでした。更に問題として、実は滝畑ダムの自販機からここまで10km程なのですが自販機が全くありません! 季節がら、水分補給はそこまで必要無かったのですが、これが夏だったら干からびてましたね。夏場にこのルートを走る方々は気を付けてくださいね。

 住宅街に突入。ここでようやく自販機を発見し、午後の紅茶を購入。
 いやぁ、これがまた美味かった~。水分とエネルギーを補給し、町を探索しながら進んで行きます。途中、分岐でGoogleマップで確認しつつ進んでいくと……。

 この懐かしい看板を見て「ここ、あそこやん!」と思った方は河内長野マスターです!
 そう、日野町に到着です。大村昆の「元気ハツラツ!」に対して「元気ないです……」とぼやきながら前進し、金剛寺に到着。後は国道170号線を走り、ゴールを目指すだけ。

 それにしても元気が出ません。前述したように脚の状態が悪過ぎる。加えて既に6時間以上走って給食を取っていない。という訳で残り3km地点のコンビニでフィッシュバーガーを購入して食事休憩。これがめちゃくちゃ美味しかったです。やはり空腹は最高のスパイス。

 そしてリフレでゴール! 後はお風呂に入って汗を洗い流しました~。
 そんな具合に44kmのロング走でしたが、前述したように7時間も掛かり、ちょっと本番に向けては不安が残る内容となりました。コースは面白かったんですけどねぇ。

 さてさて、ここで最初の話に戻りますが、こんな脚の状態で100km走れるのか疑問です。そこでまず長い距離を走る為には足への衝撃を軽減させるシューズを履くべきかもと思い、Amazonで厚底シューズを購入してみました。

 ミズノのウェーブライダー28です。ネットで「ウルトラマラソン用シューズ」で検索をして評価が高かったので購入。ウルトラ専用ではなく、普通にフルでサブ4~5を狙ったり、ジョギングなどで活躍するシューズのようです。
 そして走ってみた感触ですが、クッション性が高くて確かに着地衝撃を吸収してくれているようで脚に優しい感じ。確かにウルトラでも活躍しそう。
 しかしここ数年はアシックスの薄底、ライトレーサーばかり履いていたせいか、厚底の感触に慣れなくて非常に走りにくい(苦笑) 数回つまずくこともあり、慣れるのに時間が掛かりそうです。
 結局本番は慣れているライトレーサーで走るかも?
 まぁ、まだ3回しか履いていないので、もう少し履いてから判断しましょう。
 そしてシューズだけでなく、とにかく脚の状態を良くしなければ。その問題に関しては、通っている接骨院の先生から「とにかくストレッチです!」と言われているので、毎日欠かさず実施したいと思います。後は無理に走らず、筋トレやウォーキングでもしましょうかねぇ。ここ最近は走れば走るほど状態が悪化している気がするので……。
 大会本番まで残り1ヵ月ほど。諦めるには早いので、完走目指して色々対策を練ろうと思います。

 以上、ロング走のレポと現状の問題点に関して書かせてもらいました。
 次回は以前実施したマラニックに関してでも書こうかなぁ~と思います。もしくは久しぶりに「まとめシリーズ」かも?
 それでは次回の更新でお会いしましょう~

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