丹後ウルトラの応援へ

 ~丹後ウルトラ応援記・オーシャン殿の挑戦~
 今年も丹後ウルトラマラソンの季節がやって参りました。

 コロナ禍前に開催された2018年大会を最後に私は出ていませんが、オーシャン殿は第1回からずっと連続出場。これはなかなか出来るものではありません!
 その記録を並べますと、第1回~第3回まで100kmを完走、第4回~第●回までは60kmに出場して全て完走。そして現在に至るまで100kmを完走し、100km完走10回まで残り1回となったのでした。ちなみに10回完走を達成すると、大会からはタイタンの称号を与えられます。
 という訳で今年は記念すべき10回目の完走、タイタンの称号を目指しての出場です。
ちなみに私は丹後を完走したのは1回だけ……。しかも13年連続リタイヤで14年目にようやく完走ですからね。う~む、タイタン獲得は無理だな(苦笑)

 さて、大会前日、午後6時半に集合してオーシャン殿が運転する車で現地へ向かいます。
 道中はランニングトークがメインでしたっけね。毎度オーシャン殿とのランニングトークは学ぶことが多いです。
 そして午後9時過ぎ頃に京丹後市に到着! 明日に備えて遅めの夕食を摂りましょう。

 げえええーーー!! 大会前日にラーメン!!
 いや、もうこれは例年通りですね(笑) 毎年恒例の来来亭です。
 私は味玉ラーメン、オーシャン殿は坦々麺とチャーハンのセットを注文。
 う~む、外れ無し。実に美味い!!
 そして夕食を終えたらコンビニに向かい、少しばかりの朝食を購入。
 もう他に立ち寄る所も無いので大会駐車場へ向かいました。
 駐車場に到着したら後は寝るだけ。午前4時20分にスタートなので起床は午前2時半にアラームをセットし、早速就寝です。就寝と言っても熟睡することは出来ず、途中なぜかウンコをしたくなって起床(苦笑) そこからは眠っているのか起きているのか分からない状態でとにかく横になり、ようやく夢の世界へ……と思ったらアラームが鳴りましたよ。
 という訳で準備をしましょう。オーシャン殿は走る格好に着替え、私はコンビニで購入したハムチーズパンをもぐもぐ。後は雑談といった感じで時間を過ごし、いよいよ大会会場へ向かう時間となりました。
 駐車場からの送迎バスに乗り大会会場へ。到着すると多くのランナーで盛り上がっておりました。う~む、私は走りませんが、それでもこの雰囲気に触れるとなんだか緊張してきますね。独特の高揚感を味わえます。
 ひとまずオーシャン殿は荷物を預けに体育館へ。私は外で待機。そしてしばらくするとオーシャン殿が戻って来たのですが……。

 げええええーーーー!!! もりサラさんにトニさんやないですか!!!
 いやぁ~、大会発表によると100kmの参加者は2000人近くですよ。そんな中からラン友さんと会えてしまうこの奇跡。やはり引力というものを感じますなぁ。
 なんて思いながら御三方と会話していると声を掛けられる。
なんだってーーー!!! 室堂のうーやんさん夫妻ではあ~~りませんか!!
 いや、ほんま、どうなってるのよ(笑)
 そんな感じで会いたい人達には会えたので大満足。後はオーシャン殿が完走するのを見届けるだけとなりました。

 さてスタート時刻の午前4時20分が近づいてきました。
 丹後ウルトラはウェーブスタートとなっており、オーシャン殿とトニさんは第1ウェーブの4時20分。という訳で二人のスタートを見届けましょう。
 内容は忘れましたが、スタートぎりぎりまで三人で雑談を交わす。そしていよいよカウントダウンが始まり、ランナーが一斉にスタート!

 二人の背中を見送りまして、私は駐車場付近へ移動します。
 ちなみに天候に関しては朝からしとしとと雨が降っており、例年通りだと灼熱の丹後となるのですが、この雨模様なら走り易いかも?

 さて、ここからは簡潔に記しておきます。
 応援箇所は去年とほぼ同じ。
 まずは駐車場付近、そして車で移動してくみはまSANKAIKANへ。

 それから小天橋海水浴城→海山園付近→浜詰海水浴場前→浅茂川漁港→あじわいの郷→弥栄地域公民館→碇高原まで数か所→海岸沿いで数か所→丹後庁舎前→琴引浜鳴き砂文化館→アミティ丹後という流れでした。
 まぁ、やってることは去年とほとんど同じです。なので去年の記事「丹後ウルトラ応援旅②」を貼り付けておきます。これを読んでおけば今年は読まなくても大丈夫です(笑)

 とは言え、ここで終わるとちょっと手を抜き過ぎですな。
 なのでもう少しだけ詳しく書いておきましょうかね。とりあえず思い出を数点。

 ①去年より走りやすい天候
 今年の丹後で去年と違う点は天気が雨だということ。

 雨のおかげで気温は例年より低め。去年のように暑さにやられるという事は無かったようです。なので去年みたいに自販機でドリンクを購入ということはなく、エイドでの給水で事足りているようでした。

 ②応援での再会
 去年、くみはまSANKAIKANでオーシャン殿を待っていた際、三人のご婦人が「RUNNETで速報が確認出来るみたいなんだけど、どうやったら良いのか分からない」と困っていたので教えてあげました。なんと今年もご婦人達と再会! 今年は二人になっていましたが、去年同様、速報の確認方法が分からないということで教えることになったのでした(笑)
 これもまた旅の思い出。楽しかったです。

 ③SNS繋がり
 旧TwitterことXにて繋がっている「ぽっちくん」というランナーさん(女性)がいらっしゃるのですが、なんとこの丹後で実際にお会いすることが出来ました~。
 碇高原に差し掛かる60kmエイド辺りでしたっけね。オーシャン殿が走っている横を車で通過する際、窓を開けて「この先で待ってますわ~」と声を掛けたら、オーシャン殿が「ピンクの人! 後ろのピンクの人!!」と叫ぶではありませんか。
 ピンクの人? 三遊亭好楽しか思い浮かばない……。
「ピンクの人、ぽっちくんやで!」とのこと。
 え~~~!!! これには驚きでした。

 という訳で碇高原以降のポイント毎でオーシャン殿とぽっちくんを応援させて頂きました。ちなみにぽっちくん、サロマで入賞するレベルの激強ランナーさんです。
「上りが苦手なんです」と言いながら、一定のスピードで駆け上がって行く姿は強者そのものでしたね。

 ④もりサラさんとトニさんの激走
 基本的にオーシャン殿を中心に応援させてもらいましたが、やはり知り合いが出ているとなると応援したくなるというもの。という訳でトニさんはくみはまSANKAIKANと小天橋の二か所で応援。

 くみはまでトニさんを見た時は「あ、これはあかんな」と思っていたのは内緒の話です(笑) 実際はしっかり完走されましたよ。流石です。

 そしてもりサラさんは終盤の琴引浜鳴き砂文化館で応援。そこは96km地点でしたが、ケロリとした表情でしたね~。

 いや、ほんまこの人強いわ。第二ウェーブから見事な追い上げで11時間台で完走されていましたよ。

 ⑤そしてタイタンへ
 さてさて、再びアミティ丹後に戻ってきて、ゴール手前で応援。
 多くのランナー達が帰って来るのですが、やはりこのゴール手前は感動しますねぇ~。みんな、良い顔をして帰って来るんですよ。笑顔の人、無表情の人、泣いている人、いろんな表情を見せてくれるんですが、どのランナーも光輝いている感じの良い表情を浮かべていましたよ。
 そんな中、遠目からでも把握できるランナーが帰って来ましたよ。いよいよ10回目の完走を果たそうとしているランナー、オーシャン殿が帰って来た!!!

 いやね、オーシャン殿がリタイヤするなんて最初から微塵も思ってませんよ。必ず完遂しますからね。当然のように完走すると思っていました。それでも、やはりゴール手前でオーシャン殿の姿を確認すると目頭が熱くなりました。

 丹後ウルトラの第一回目から参加し、ずっと参加し続けて25年。凄い長い道のりだし、挑戦し続ける姿は本当に偉大ですね。
 完走、お疲れ様でした。そしてタイタン達成、おめでとうございます。

 という訳で以上が今年の丹後ウルトラ応援記となります。

 オーシャン殿のタイタン達成の瞬間も見れたし、もりサラさん、トニさんの走る姿も見れたし、他にも色々と思い出を作ることが出来て、非常に楽しい応援となりました。
 村岡に向けても良い刺激を受けたと思います。自分も後に続かなければ!
 ……そう意気込んだものの、やはりウルトラは不安しかないです(苦笑)
 まぁ、今までやって来たことを信じて走るしかないですね。

 それでは今回はこの辺で。
 丹後ウルトラマラソンに参加された皆様、お疲れ様でした!
 最後はゴール後に撮影した四人での写真でお別れしましょう~。

 ではまた次回!!

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