吐き気対策は規則正しい生活を
~もうゲゲゲはたくさんです~
奥熊野いだ天ウルトラマラソンにて、39.5kmのエイドでリタイヤという最短記録を出しましたが、その原因は毎度おなじみの吐き気。
何とかなりませんかねぇ、この吐き気。
ということで今更ながら真剣に調べてみました。
とは言え10年以上前からウルトラマラソンで吐き気に苦しめられ、敗退してきた訳ですから、ありきたりの「吐き気の原因」に関してはもう頭の中に入ってます。
①脱水、②熱中症、③ガス欠、④走る際の揺れ、⑤走力不足、主にこの5つですね。
まぁ、脱水に対しては小まめな水分補給(電解質含む)、熱中症はそのまま暑さ対策が必要ですわね。ガス欠は小まめな給食、胃に負担の無い補給食、ジェルの活用などで対策が可能。そして走る際の揺れはフォームの改善といったところでしょうか。または車の酔い止め薬が走る際の揺れの対策になるとも言われてますが、これは今回の奥熊野で自分には合ってないことが判明しましたね(苦笑) 最後に走力不足ですが、これはもう大会に向けて走り込んでおけという話ですわね。
さてさて、これらに関しては自分なりに取り組んできたと思います。まぁ、ちょっと出来ていない点も多少はありますが……。
ただ前回や今回のいだ天、または去年の村岡に関しては吐き気の発症が早過ぎます。特に今回のいだ天は酷過ぎました。序盤の方でエイドの水が受け付けなくなるという始末。いやいやいや、前日はちゃんと水分補給していたし、大会当日の朝もしっかり水分は摂取していましたよ。それが走り始めた途端に水を受け付けないって……。加えて給食もきつかったですね。結局15kmから吐き気に苦しんで、心がぽっきり折れた訳で。
こうなって来ると上記5つの要因よりも、他に何か原因があるんじゃないかと思った訳で。
そんな時に便利なのがAIですよ。自分のスマホに「OK、Google!」と呼びかければ何でも答えてくれます。
という訳で「ウルトラマラソンでの吐き気の原因は何ですか?」と尋ねてみたところ……
先に述べた5つの回答を得られました~。
わかっとるねん!!
ありきたりな回答しくさりやがって!!
という訳でここはYouTubeさんに尋ねてみましょう。
で、検索した結果色々な動画が出てきまして、それらを片っ端から視聴したのですが、やはり上記5つの原因を語るものが多かったですね。
やっぱりこれらの対策を取るしかないのかぁ~と諦めていたら、ある動画に出合う。
「練習の時のロング走では吐き気が無いのに大会では吐いてしまう。そんなランナーさんはいらっしゃいませんか?」
げええーーーー!!!! それ、私です! まさにその症状!!
という訳でその動画を真剣に視聴。
その結果、新しい吐き気の要因を発見!!
その要因とは……
自律神経の乱れ
あ、ありきたり……。
ありきたりだが「自律神経を整える」という対策は取ってきていませんでした。これかもしれない。という訳で動画を熱心に視聴。
その動画では自律神経の乱れの要因を教えてくれました。その要因とは……
①寝不足(不規則な生活)
②首や肩の凝り(姿勢の悪さ)
③呼吸が浅い
③は大丈夫と思いますが、寝不足と首や肩の凝りに関してはまさに今の自分。
寝不足はほんま今の自分の悩みです。仕事が夜勤でどうしても不規則になり、3~4時間しか寝ていないということが多いです。
首や肩の凝りは……スマホで将棋し過ぎですね(苦笑)
という訳で動画をみたその日から早速対策を実施。
まずは睡眠不足の解消。15時から翌日9時までの勤務時間の中で睡眠時間の確保は実は出来るんですよ。15時から勤務スタートですが、22時には業務はほぼ終了。そして翌朝5時から勤務開始。では22時から翌朝5時までは何をするかというと、自由時間なんです。つまり寝て良いんです!! 振り返ると、その自由時間でスマホでYouTube見るか、将棋しているかで時間を潰し、就寝が0時以降になることが多いですね……。
アホかーーーー!! 寝とけーーーーーー!!!!
スマホは22時以降使用禁止じゃーーーーーーー!!!!
という訳で、ここ最近は早目の就寝を心掛けています。
まぁ、ちょっと将棋を指してしまうことがありますが、最低でも0時までには寝ることにしています。加えて就寝前にはストレッチも行っています。自律神経を整えるストレッチなるものがあるので、それを実施。これ、睡眠導入としては良いです。寝ころびながらするストレッチなので、身体をほぐしつつ、リラックス効果で眠気がきて即眠れます。
それとは別に日中、首や肩をほぐすストレッチも行っています。
これで①と②の対策はバッチリ……なはず。
さて上記3つが自律神経を整えることに繋がるとのことですが、もう一つ、重要なことを発信している動画がありましたので、それが何なのか記しておきます。それは……
「レース中、楽しんでますか?」
という問いかけ。要は極度の緊張感等を抱きながら走っていませんかということ。
なるほど、結局のところ自律神経の乱れは緊張感や切迫感が引き金となっていることもあるので、そういったものから解放されて走ることが大事ということです。
確かにゲゲゲ状態は自分にとってトラウマになってますからねぇ。毎回大会で「ゲゲゲになりたくねぇ~」と不安を抱きながら走っています。これが駄目なのかと……。
もっと心に余裕を持って走らないといけませんね。
ではどのようにして心に余裕を持つかというと、その動画では次の対策を紹介してくれていました。それは……
「笑顔を作りましょう」
な、なるほど。確かに重要かも。
思えば練習のロング走やマラニックで吐き気にほとんど襲われないのは、練習時はタイムを気にしていないし、マラニックは景色や立ち寄る名所を楽しみながら走っていますからねぇ。それにラン友さん達と走っている時は楽しくお喋りしていますしね。
う~む、楽しむ気持ちを持つことって大事ですね。
という訳で、以上のことからレース中の吐き気対策として「自律神経を整える」ということが大事であることが分かりました。出来る限り規則正しい生活を心掛け、レース中は心に余裕を持って走りたいと思います。
と、ここまで書いてきましたが、一番のゲゲゲ対策を最後に記そうと思います。
これなら確実にゲゲゲに苦しむことはありません。
それは……
ウルトラの大会に出ない
これが一番です(苦笑)
でもねぇ、それじゃあマラソン人生に張りがないですよね。
なので今後もウルトラマラソンには出場しようと思います。
今回述べた対策に取り組んでも、ゲゲゲに襲われるかもしれませんが、やはり出たいものは出たいんですよ。好きだから走っている訳ですしね。
以上、あまりまとまりはありませんが、吐き気対策のお話でした。
ではまた次回。
「OK、 Paruhiko!」
返信削除どれもこれも当てはまりますよね笑
僕的には「心の余裕と笑顔」でしょうか。前夜に寝れないまま走って、必死の形相でタイムや順位ばかり気にしてしまい、その時点でいっぱいいっぱい。そして走力不足により更に負荷がかかり内臓が揺れて尚強硬なゲゲゲへと繋がる笑
う~ん、これはウルトラに出ないのが正解なのかもしれません。
出ますけどね笑
これからも試行錯誤しながら、お互いいつか「ゲゲゲなしで走れた!」と喜びを噛み締めあえる日がくることを夢見て挑戦していきましょう!
いやぁ〜、結局のところ「もう分かっとんねん」といったものばかりでしたね(笑)
削除しかしKATSUさんは前日寝れなくても完走されているのが凄いっす!自分は寝れなかったらもうリタイヤ確定ですから(笑)
タイムや順位を気にし、脚が終わってゲゲゲにも襲われ……それら全てを楽しむ余裕があれば結果は付いてくるんでしょうね。
ちょっと苦しみを楽しむ方法を勉強してきます(笑)
お互いゲゲゲなしで走れた日にはパーティーを開きましょう(^_^)